記憶にも記録にも残るダービー(不定期更新個人的感想#1)
記憶にも記録にも残るダービー
終わってみればコントレイルの圧勝劇だった。
5月31日に東京競馬場で無観客開催にて行われた第87回日本ダービーは単勝1番人気に応えコントレイルが制した。
大外枠からスタートしたウインカーネリアンが果敢にハナを切り、予想どおり前目につけるとみていたコルテジアが2番手、そのあとはディープボンドに並んでコントレイルがつけた。バックストレッチに入ったあたりで横山典のマイラプソディが動くも前半1000mは61秒7とダービーらしいペースだった。直線でコントレイルがディープボンドとウインカーネリアンをとらえ一気が独走。つれて上がってきた2番人気のサリオスが2着。3着には人気薄、池添騎乗のヴェルトライゼンデ。3番人気のワーケアは8着に敗れた。
コントレイルは新馬、東スポ杯、ホープフルS、皐月賞に続き5連勝でダービー制覇。無敗のダービー制覇は父ディープインパクト以来15年ぶり。鞍上の福永騎手は2018年(ワグネリアン)以来のダービー2勝目、矢作調教師も2012年(ディープブリランテ)以来のダービー2勝目となった。勝ったコントレイルは秋に京都競馬場で行われる菊花賞で無敗の三冠に挑戦する。
第87回東京優駿(GⅠ)東京芝2400m
◉1着 コントレイル (福永) 1人気 2.41.1
2着 サリオス (レーン)2人気 3
3着 ヴェルトライゼンデ (池添) 10人気 13/4
△4着 サトノインプレッサ (坂井) 9人気 アタマ
△5着 ディープボンド (和田) 8人気 1/2
(印は珠美ニュース本紙印)
コントレイル(牡3)
母 ロードクロサイト
馬主 前田晋二氏
5戦5勝
馬券は散々だったが本当に現地で見たかったダービーだった。私自身も通常開催ならば秋の淀には是非とも行きたい。そして自分の目に「三冠目」の走りを目に焼き付けたい。テレビ越しではあったがあの力強いは伝わった。おめでとうコントレイル。おめでとう福永。(珠美ニュース本紙)